作者★久原さん 私も見た事のない色に焼き上がった作品です。近くで見ると細かな繊維模様にも見えます。 この不思議な色合いになった原因は土が直火対応のペタライトを多く含む土だったからです。 全ての釉薬に言える事ですが、土が変われば釉との反応結果も変わります。 しかしこの変化は驚きました、陶芸ってオモシロイ! |
作者★木林さん こちらの会員さんは食器・植木鉢に関わらず普段から焼き締め作品も多く作られています。今回はその焼き締め作品2点をご紹介。土の質感がダイレクトに出る訳ですが左の作品は土の表面に細かな模様が…これはレース生地を写しとっています。やはりひと手間が生きてきます。 |
作者★大谷さん 黒いタタラの長方皿ですが近くで見ると黒の中に銀黒の斑点がたくさん出ていて綺麗です。ご本人は玉子焼きをのせて美味しそうに見える器を というコンセプトでした。美味しく見える事 間違いなしです! |
作者★遠藤(恵)さん
電車・汽車シリーズの集大成作品です。 この後持ち帰ってからLEDを仕込んだり、周りのミニチュアを作っていかれる予定です。そして今回は煙突から煙も出る様に出来れば… と製作段階から工夫をされていました。 遊ぶって ほんとイイですねぇ~ 改めて学ばせて頂きました!
作者★奥上さん ここ最近はクロにはまってますな~ 写真左は、 ん?何やら見た事のある絵が… 某コーヒーショップのマークですなぁ 商標登録に引っかからない様に控えめにしたのか? 写真中は不思議な色模様が出てます。 写真右は高台は丸いって誰が決めた~と主張してらっしゃいます (^_^) |
作者★松原さん 反射の写り込みで写真が見づらくてすみません。右側2つはよく見ると動物の顔になってます。これもどっかで見た事あるなあ…某うどん屋だな (=^・^=) 左の2つは作者さんがお好きなドット柄です。 |
作者★久原さん ここ数年ブルー系 特にトルコブルーが食器界で人気ですが、こちらの会員さんもそれ以前からトルコ青に興味をお持ちです。今回の作品は全て黒泥土で成形しトルコ青マット釉を使用しています。白系・赤系の土とはまた少し違う色合いになる事が多く面白いです。焼き締め部を残し黒もしっかりアクセントに。 |
作者★松原さん |
作者★ 奥上さん 左は植木鉢 右は丸皿となります。植木鉢は大きい方で口径20cmくらいでしょうか。素地にはドベでテクスチャーを加え釉は燻し黒をベースに部分的に2種重ね掛け、かなり流れました。 青い丸皿も釉の重ね掛けで表情豊かに焼き上がっています。 |
作者★久原さん 左からリム皿・蒸し皿・鍋敷き的なモノ。 私などは豚まんを電子レンジでチンですが、鍋でちゃんと蒸すとやはり旨い! 作者さんも面倒でも美味しく食べるためには労を惜しまないとの事。 ミカンを剥くのが面倒で食べない私も少しは見習わねば・・・ この写真を見ているとレンコンとハスの花の後を連想するほど食に興味あるのになぁ。 |
作者★久原さん 直火対応のグラタン皿と青織部のお皿です。 グラタン皿は以前作ったものより大きめのものが欲しいという事でたっぷりサイズに。 青織部の丸皿は思い切ったゴッツイ口縁にした事で、シンプルだけどとても印象深くなっていると思います。 |
作者★遠藤(佐)さん 玄関前に飾る置物としてミニチュアハウスですぅ。 こういうモノって複数あると単体とは感じるものが全然違うように思います。 見た目の存在感もですが、物語性も出てくるように思います。 食器だけでなく造形物に取り組んだ事で、改めて土の特性を考えるきっかけにもなると思います。 何より楽しんで下さいね。 |
作者★遠藤(佐)さん キッチンで調理中に使用する箸立てとなります。 生肉生魚に触れた箸・油が付いた箸・盛り付けをする箸、ちゃんと分けてると箸だらけに・・・ そして置き場所がぁ… 日々の生活からの「あったらいいな」を自作されました! |
作者★久原さん 続けて3個の急須を作られ、少しづつ改良されていたようです。小振りな急須で中国茶を楽しまれているそうです。 一流の職人が作った急須は勿論考え抜かれていますが、この急須はそれにも勝る点がある と、私は思います。 |
作者★遠藤(恵)さん 写真(左)はカップ&ソーサー、写真(右)はコンロとミニ土鍋です。 コンロと土鍋は直火使用OKの土を使用して作っています。土鍋の蓋は既に所有の木製のモノを使う前提で口径を合わせて作られました。この一年で絵付けの腕前が確実に上がりました、素晴らしい集中力です! |
作者★大谷さん このページでは基礎コースの課題作品はほぼ紹介していないのですが、こちらまだ基礎コース会員さんの作品となります。 左は化粧土掻き落し技法による麺鉢、右は刷毛目碗となります。写真だと刷毛目は見えないですが、ぽってりした志野釉の下に化粧刷毛目が施してあります。 搔き落しはゆっくり作業していられないので、細かい図案は乾燥とも戦いです。とてもお上手です(*^-^) |
作者★松原さん 少しご紹介の時期がずれましたが写真中は今年の干支 寅 の置物です。この後マニュキュアで模様を入れる事になってます。(しかしよう肥えとんなぁ…) 写真右はこの会員さんにとって初の電動ろくろ作品です! 当初削りの練習も必要だからと余り乗り気でなかった作品だったのですが、焼き上がりを見てご満悦 良かった良かった(^^) |
作者★久原さん 写真上は小振りな急須と汲出し湯呑 いわゆるお煎茶サイズでしょうか。この湯吞ならお茶の色が映えるでしょうね。 写真下はミカン?の箸置きです。ミカンの中は空洞だったり貫通してたりなんですが、粘土を刳り貫いた訳ではなく発泡スチロールの芯を粘土でくるみ、後で発泡スチロールを溶かしました。 |
作者★佐々木さん こちらの会員さんの食卓はきっと・かなり・ぜったい楽しいハズ。これまでの作品を拝見してきて間違いないです! 加えてご家族の日常を伺っていると、お笑い芸人並みの日常会話・・・ 最強です。 |
作者★奥上さん いつも面白い釉薬効果を求めて色々探求中の会員さんですが、小さい写真でしかご紹介できないのが残念です。どれも表面の質感だったりモアッとした色がたのしいです。タコさんウインナーは弁当に入れてもバレないレベルです。窯から出す時に笑ってしまいましたヾ(≧▽≦)ノ 因みにこのアイデアの素は奥様だそうです ナイス! |
作者★仲辻さん 織部釉の向こうに透けて見える白い花びらの様な模様、四つ葉のクローバーにも見えますね。土は黒泥土を使用し、スポンジに白い化粧土を付けてスタンプ。当教室の織部釉は掛け方によって、緑の中に青味が出る様な調合なので、その効果を考慮して青味の配置を調整しました。 |
作者★遠藤(恵)さん 今回は絵付け部分には釉薬を掛けず、絵具のみの発色で仕上げられました、これもイイですね。使用した釉薬は黄瀬戸釉Bです。 |
作者★木林さん 写真右は吊るして使用する植木鉢で下方に2か所水抜きの穴もあります。 写真左も植木鉢でぐい呑みより少し大きい位のサイズです。多肉植物を入れてたくさん並べるという計画だという事。 真ん中の四角いプレートは直火対応の粘土で作ったもので、食卓に運んでから冷めてほしくない料理を熱したこのお皿にのせて出すための食器です。ご本人曰く 餃子には必須との事。 娘さんが気に入って自分の家にも欲しいとの事で、現在二号機を製作中! |
作者★遠藤(佐)さん 前回も紹介させて頂きましたが、練り込み技法での作陶を集中して練習されました。 今回は3種類の土を使ったストライプ柄のお皿です、絵具や色釉は一切使っていません。 写真右と左で色合いが違うのは右が還元焼成、左は酸化焼成だからです。 土の色だけでシンプルなストライプ柄・・・それでこんなに素敵なお器が出来るなんて ヽ(*'0'*)ツ |
作者★木林さん 写真左は辰砂釉のリム皿、写真中と右は特殊耐熱土による直火可能なお皿です。オーブンなどで直接食材をのせての調理もできますし、作者さんは餃子など焼きたてアツアツ料理を あらかじめ熱しておいたこの皿にのせて食卓へ出すそうです。 家族への心遣いが凄いですね。 |
作者★久原さん 今回ご紹介の3種の作品は全て釉薬は同じですが、土が違うため発色に違いが出ています。 釉薬はトルコ青マット釉、人気の高い釉薬です。写真が小さくて分からないですが、還元焼成でキラキラした結晶が析出する事があり、色調にアクセントを加えてくれます。 今回は写真左のリム皿に特に多く出ています。 |
作者★藤井さん 左は鍋敷き、右は・・・? これは正解出ないです、答えはザリガニハウスです (^∇^) 鍋敷きはテーブルセンターとして普段から出しっぱなしにしておけるモノを、というコンセプト。 ザリガニハウスは水草の間に縦横無尽に配置して無事入居してくれたそうです。 |
作者★仲辻さん なんか黒い土ブームみたいですが、こちらも黒泥土ですね。 釉薬は織部釉に白萩釉を部分的に二重掛け。 写真では伝わりづらいですが、黒でもなく緑でもなく所々に青味が出ていて、教室でも人気の組み合わせです。 ちなみにこの作品は余った時間と土でチョイチョイって感じで作っておられました Σ(・□・;) |
作者★遠藤(恵)さん 初心に立ち返り飯碗を繰り返し作られる方はとても多いです。やきものの世界には「飯碗に始まり飯碗に終わる」という言葉もあるそうです。 飯碗はそれだけ日本人にとって最も身近でもあり、使用頻度も高く奥深いものなのでしょう。 お気に入りの飯碗なら米もさらに旨く感じる事でしょう。 |
作者★遠藤(佐)さん ご紹介の作品全て練り込み技法によるものです。こちらも写真が小さくて申し訳ないのですが、右写真の下側3つは色の付いた釉薬を掛けていますが、それ以外の作品は透明釉のみです。つまり格子柄やストライプ柄は土の色だけで表現しています。 写真左と中は白土と赤土の2種類ですが、右の写真作品はご自分で土をブレンドして5色のグラデーションを作り出しました。根気のいる作業です、おつかれさまですっ! |
作者★奥上さん いつも様々な技法を模索している会員さんです。 今回も釉薬の掛け方に工夫を凝らして一味違う焼き上がりを目指しました。 いつも紹介の写真が小さくて申し訳なく感じています、表面の表情がなかなか伝わりづらいですね。 |
作者★松原さん |
作者★遠藤(恵)さん カップ&ソーサーのSET品ですね。写真左は緋襷による焼き締め、作品にワラを巻いて焼成することで素地の鉄分と反応してこの緋色が出ます。 写真中と右は部分的に化粧土を掛け、そこに絵付けを施した作品になります。値札が付いていても違和感無いかも( ^ω^)・・・ |
作者★佐々木さん いつも一目で作者が判る絵のタッチですが、写真左はこれまでに描いてきたオリジナルキャラクター勢揃いのオールスターバージョンだそうです。マーベルコミックみたい・・・(笑) 渦巻き模様のお皿は何故か存在感がすごかったです。指を突っ込みたくなる魚のオブジェも独特です。 |
作者★木林さん 写真左は見た目は手付きカップですが、用途は多肉植物用の植木鉢となります。 写真中 こちらはタタラ技法による丸皿ですが、中央にレースの柄を写し取った凹凸ががあり、そこに釉薬が溜まり柄がもう少しはっきり出る予定でした。私の予測ミスで思ったほど柄が浮き出ませんでした、ごめんなさい m(__)m 写真右は何とも不思議な色合いの鉢でした。 |
作者★久原さん 炭化焼き締めのカップです。 過去にも何度かこの焼成方法に挑戦されています、今回は内側だけ釉薬を掛けての挑戦。外側は薪窯焼成風に仕上がるように炭や籾殻を調整しました。 バッチリ成功です! 写真右が窯から出した時の状態です。サヤ鉢という耐火物の箱に入れて焼きます。サヤ鉢には色々なサイズや形があります。 |
作者★遠藤(佐) こちらも置物です。家形で二階建てで、屋根の三角から何やら動物の顔が・・・ 中はどうなっているのか覗く事 必至ですね。 こちらの作品は今後バージョンアップしていく可能性があるらしいです、楽しみです (*^m^*) |
作者★田中さん ちょっと焼き上がりが遅くなりましたが、今年の干支 ネズミの置物です。 下のプレートも陶器でチーズのイメージで作られました。チーズが香ってきそうです。 ネズミはこの後、アクリル絵の具で目鼻を描くそうです。 |
作者★佐々木さん 写真左は作者さんにとってごくフツーの図案のお皿。 写真右は置物ですが、さてさて・・・何の? そうです!フクロウです! ( ‥) ン? これも作者さんにとってはごくフツーのフクロウのようです。現在お気に入りでキッチンに鎮座との事です。 |
作者★丸井さん この作品にも使われている青織部釉はファンの多い釉薬の一つです。 うちの教室で作っている青織部釉は掛ける厚みで色や光沢に変化が出やすい釉薬です。 緑は勿論、青味がかったり、カセが出たり、ピカピカテラテラになったり‥ 勿論 土による影響もあります。 皆さんもぜひ工業製品にはない奥深さを楽しんで下さい。 |